ヒョンデグループ、ワールド・カー・アワードで3冠達成。「Kia EV9」と「IONIQ 5 N」が受賞
ヒョンデグループは4月4日、2024年のワールド・カー・アワードにおいて3冠を達成したと発表した。
2024年は、「Kia EV9(キアEV9)」が、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」と「ワールド・エレクトリック・ビークル」を受賞し、「IONIQ 5 N(アイオニック5N)」が「ワールド・パフォーマンス・カー」を受賞した。同グループのワールド・カー・アワードにおける受賞は合計12回となった。
キアEV9は、革新的なデザイン、広さを確保した7人乗りの車内、価格帯など評価された。2020年に発表したEV用プラットフォーム「E-GMPアーキテクチャ」をベースとするEV9は、キアとして初めて第4世代バッテリー技術を採用し、性能を向上させている。
アイオニック5シリーズはワールド・カー・アワードで4度目のメジャータイトル獲得となる。同シリーズ標準のE-GMPにモータースポーツで培われたブランドのテクノロジーを組み合わせ、電動化「ローリング・ラボ」で得た専門知識を活用することで、EVの性能を高めている。
ワールド・カー・アワードは毎年恒例のイベントで、29カ国の100人の国際的な審査員が出場資格を満たした車に試乗し投票する。2022年以降、同グループはワールド・カー・アワードの18タイトルのうち10タイトルを獲得(ノミネートは5タイトル)している。