ステランティスジャパン「プジョー 3008」など7車種5,922台をリコール…排出ガス規制値を満足しなくなるおそれ
ステランティスジャパンは、プジョー 3008など7車種の排出ガス発散防止装置に不具合があり、粒子状物質の浄化性能が低下して排出ガス規制値を満足しなくなるおそれがあるとして、2024年4月16日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年5月11日~2020年8月6日に輸入された5,922台。
今回リコールの対象となるのは、2018年5月11日~2020年8月6日に輸入された、以下の7車種5,922台。
・プジョー 308 / 508 / 3008 / 5008
・シトロエン C4 スペースツアラー / C5 エアクロス
・DS DS 7
不具合の箇所は、粒子状物質浄化装置(DPF)。ディーゼルエンジンの粒子状物質浄化装置内部にある緩衝材の形状が不適切なため、セラミックフィルターが過熱して亀裂が発生する可能性がある。その結果、粒子状物質の浄化性能が低下し、排出ガス規制値を満足しなくなるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の粒子状物質浄化装置(DFP)を対策品に交換する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。