テスラ「サイバートラック」3,878台をリコール…アクセルペダルに不具合
テスラは、サイバートラックのアクセルペダルに不具合があり、衝突リスクが高まるおそれがあるとして、2024年4月19日、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年11月13日から2024年4月4日に生産された3,878台。
今回リコールの対象となるのは、2023年11月13日から2024年4月4日に生産された3,878台。米メディアによると、現在米国を走る多くのサイバートラックが対象となる可能性が高いという。
不具合の箇所は、アクセルペダル。組み立て時に、アクセルペダルにパッドを取り付けやすくする目的で、未認証の潤滑剤を使用し、残った潤滑剤の影響でパッドをペダルに固定する力が低下した。その結果、アクセルペダルを踏み込んだ際にパッドが外れ、内装に引っかかって動かなくなる可能性があり、衝突事故のリスクが高まるおそれがある。
同社は、これまでに関連する事故は起きていないとしている。無償修理を行うため、車の所有者は同社から送付される書簡に返信し、対象車をサービスセンターに持ち込む必要がある。