メルセデス・ベンツ「C220d ステーションワゴン」2台をリコール…パワーアシストが利かなくなるおそれ

メルセデス・ベンツ日本は、C220d ステーションワゴンの電動パワーステアリングに不具合があり、電気的な故障発生時に警告メッセージが表示され、最悪の場合、パワーアシストが利かなくなるおそれがあるとして、2024年3月26日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年10月10日に輸入された2台。
不具合の箇所は、電動パワーステアリング。車両生産時における、電動パワーステアリングの組み付け作業指示が不適切なため、作業時にボディと接触したものがあり、内部の電子部品が損傷している可能性がある。使用過程で電気的な故障が発生すると警告メッセージが表示され、最悪の場合、パワーアシストが利かなくなるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の電動パワーステアリングを新品に交換する。
使用者にはダイレクトメールにて通知し、自社サイトにも掲載する。