ダイハツ「ムーヴ キャンバス」23台をリコール…ボルトが外れ、走行安定性を損なうおそれ
ダイハツ工業は、ムーヴ キャンバスのリヤショックアブソーバについて、交換修理用部品に誤りがあり、同部品を使用すると、最悪の場合、締結が外れて走行安定性を損なうおそれがあるとして、2024年3月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年7月28日~2023年9月19日に製造された23台。
リヤショックアブソーバの交換修理用部品において、誤って正規品より短いボルトを同梱する設定にしていた。交換時に同ボルトを使用した場合、走行中の振動等によりボルトに緩みが生じて異音が発生し、最悪の場合、締結が外れて走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置として、全車両のリヤショックアブソーバの取り付けボルトを点検し、誤ったボルトが取り付けられている場合は正規品と交換する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連発行の機関誌にも掲載する。