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フォルクスワーゲン「ゴルフR 2.0/235kW」など3車種12台をリコール…火災発生のおそれ

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フォルクスワーゲン「ゴルフR 2.0/235kW」など3車種12台をリコール…火災発生のおそれ

フォルクスワーゲングループジャパンは、ゴルフR 2.0/235kWなど3車種のブレーキ液リザーバータンクの遮熱マットに不具合があり、最悪の場合、ブレーキ液が漏れ火災に至るおそれがあるとして、2024年1月31日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年10月19日~11月25日に輸入された12台。

今回リコールの対象となるのは、2022年10月19日~11月25日に輸入されたゴルフGTI 2.0/180kW、ゴルフR 2.0/235kW、ゴルフ TDI/110kWの3車種12台。

不具合の箇所は、制動装置(遮熱マット)。ブレーキ液のリザーバータンクにおいて、生産工場での組付け作業指示に誤りがあり、遮熱マットが正しく取り付けられていないものがある。その結果、エンジン高負荷時等の熱によりリザーバータンクの端部が溶損し、最悪の場合、ブレーキ液が漏れ、高温の排気系部品に触れると火災に至るおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の遮熱マットの組付け状態を点検し、正しく取り付けられていない場合は修正する。リザーバータンクの端部に溶損が認められた場合は、ブレーキ液リザーバータンク付マスターシリンダーを新品に交換する。

使用者にはダイレクトメール、電話、および電子メール等で通知し、自社ホームページにも掲載する。

リコール関連情報|フォルクスワーゲン

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