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メルセデス・ベンツ「A200d」など8車種約3.4万台をリコール…排出ガスの基準値を満たさないおそれ

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メルセデス・ベンツ「A200d」など8車種約3.4万台をリコール…排出ガスの基準値を満たさないおそれ

メルセデス・ベンツ日本は、A200dなど8車種のチャージエアディストリビュータに不具合があり、最悪の場合、排出ガスが悪化し、排出量の基準値を満たさないおそれがあるとして、2024年5月16日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2019年3月15日~2023年3月10日に輸入された3万4,238台。

今回リコールの対象となるのは、2019年3月15日~2023年3月10日に輸入されたメルセデス・ベンツ A200d、A200d セダン、B200d、CLA200d、CLA200d シューティングブレーク、GLA200d 4MATIC、GLB200d、GLB200d 4MATICの8車種3万4,238台。

不具合の箇所は、原動機(チャージエアディストリビュータ)。

4気筒ディーゼルエンジンのチャージエアディストリビュータの吸気経路を制御するクランクアーム機構の潤滑剤塗布が不適切なため、潤滑不良によるガイドの摩耗で接続が外れ、吸気経路が制御できなくなることがある。システムが検知することでエンジン警告灯(MIL)が点灯し出力が制限され、最悪の場合、排出ガスが悪化して基準値を満たさないおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、接続が外れないよう、全車両のクランクアーム機構にブラケットを装着する。

使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール等の情報一覧|メルセデス・ベンツ

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