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メルセデス・ベンツ「GLE450 4MATIC」など11車種4,291台をリコール…火災に至るおそれ

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メルセデス・ベンツ「GLE450 4MATIC」など11車種4,291台をリコール…火災に至るおそれ

メルセデス・ベンツ日本は、GLE450 4MATICなど11車種の助手席下にある48Vのアース配線に不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2024年5月16日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年11月26日~2023年12月2日に輸入された4,291台。

今回リコールの対象となるのは、2018年11月26日~2023年12月2日に輸入された以下の11車種4,291台。

メルセデス・ベンツ GLE300d 4MATIC / GLE400d 4MATIC クーペ / GLE450 4MATIC / GLE450d 4MATIC クーペ / メルセデスAMG GLE53 4MATIC+ / メルセデスAMG GLE53 4MATIC+ クーペ / メルセデスAMG GLE63S 4MATIC+ / メルセデスAMG GLE63S 4MATIC+ クーペ / GLS580 4MATIC / メルセデスAMG GLS63 4MATIC+ / メルセデス・マイバッハ GLS600 4MATIC

不具合の箇所は、電気装置(48V配線)。助手席下にある48Vアース配線の製造時の組み付けが不適切なため、ナットが適切なトルクで締め付けられていないものがある。走行中の振動等により導通不良が発生し、警告灯が点灯するとともに増加した電気接触抵抗により発熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のナットの締め付けトルクを点検する。緩みや溶損がある場合は、損傷部分を新品に交換し適切な締め付けトルクで固定する。

使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール等の情報一覧|メルセデス・ベンツ

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