NEWS
メルセデス・ベンツ「GLE450 4MATIC」1,291台をリコール…シフトダウンできず、エンストするおそれ
公開日：
更新日：
メルセデス・ベンツ日本は、GLE450 4MATICのトランスミッションコントロールユニットに不具合があり、シフトダウンができずエンストするおそれがあるとして、2024年5月16日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年11月26日～2022年8月29日に輸入された1,291台。
不具合の箇所は、動力伝達装置（トランスミッションコントロールユニット）。
トランスミッションコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、冷間時の特定条件下で7速での減速走行から緩やかに再加速すると、トランスミッション内部の油圧が意図した通りに上がらないことがある。その結果、シフトダウンができず、システム保護の制御にともなう負荷変動によりエンストするおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のトランスミッションコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページに掲載する。
