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ポルシェ「Cayenne GTS」など3車種279台をリコール…最大横加速度が協定規則不適合

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ポルシェ「Cayenne GTS」など3車種279台をリコール…最大横加速度が協定規則不適合

ポルシェジャパンは、Cayenne GTSなど3車種のドライバーアシストシステムコントロールユニットに不具合があり、最大横加速度が協定規則に適合していないとして、2024年5月16日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年10月20日~2023年5月31日に輸入された279台。

今回リコールの対象となるのは、2021年10月20日~2023年5月31日に輸入されたCayenne GTS、Cayenne Turbo S、Cayenne Turbo GTの3車種279台。

不具合の箇所は、運転支援装置(ドライバーアシストシステムコントロールユニット)。

ドライバーアシストシステムコントロールユニットのソフトウェア開発時における検証が不十分なため、アクティブレーンキープアシスト機能を使用してコーナリングした場合、想定速度を超過することがある。その結果、最大横加速度が協定規則第79号の技術的な要件(かじ取装置試験の基準)に適合しない。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のドライバーアシストシステムコントロールユニットのコーディングを正しい仕様に修正する。コーディングのバージョンを一致させるため、電子制御パワースステアリングコントロールユニットのコーディングも同時に書き換える。

使用者にはダイレクトメール等にて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|ポルシェジャパン

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