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TOPPAN、特殊化粧シート「ダブルビューフィルム」を初出展|人とくるまのテクノロジー展2024

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TOPPAN、特殊化粧シート「ダブルビューフィルム」を初出展|人とくるまのテクノロジー展2024

TOPPANは、5月22日から24日にパシフィコ横浜で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2024」での展示内容を公開した。

展示概要

同社のブースでは、「TOPPANの考える未来のクルマ」というテーマで、モビリティー向けソリューションを紹介する。

展示1:透過加飾フィルム「ダブルビューフィルム」

「ダブルビューフィルム」の車載用モックアップのイメージ (c) TOPPAN Inc.

ダブルビューフィルムは、TOPPANが建装材事業で培ってきた木目等の表現方法を進化させた透過加飾技術を使用した化粧シート。同シートによってディスプレイの存在を隠しながら、従来同様のコンテンツ表示が可能になる。

今回は、車載向けにダブルビューフィルムを用いたモックアップを展示。情報を表示するディスプレイと内装パネルをシームレスに一体化することで、移動空間に美しさと新しい価値観を提供する。

展示2:液晶調光フィルム 「LC MAGICTMノーマルブラック」

「LC MAGICTM」の使用イメージ (c) TOPPAN Inc.

LC MAGICTMは、同社がディスプレイ事業などで培った液晶技術を応用開発した薄型液晶調光フィルム。電気のON/OFFにより透明/不透明を切り替えることができる。ブラインドやカーテンにかわる用途として、サイネージのスクリーンとしても使用できる画期的な製品として広く活用されている。

通電すると透明になるノーマルモードと、通電しないときに透明なリバースモード、2種のフィルムをラインアップしている。今回は電源OFF時に可視光線透過率5%の黒色となる新グレード「ノーマルブラック」を展示する。

展示3:屋外視認性能と低消費電力を両立させたTOPPAN独自のテクノロジー「Blanview」

Blanviewは、ディスプレイ表面に直射日光が当たる場所など明るい周囲環境においても、コントラストの高い明瞭な表示を実現することを目的に開発した、同社独自のTFT液晶ディスプレイ。ORTUSTECHのブランド名で、産業機器などに広く利用されている。

同社の約40年の液晶ディスプレイ事業の中で培った、独自の高性能アモルファスシリコンTFT技術であるHAST(Hyper Amorphous Silicon TFT)をコアテクノロジーとして、「屋外視認性」と「低消費電力」というふたつの付加価値をバランスよく両立させたという。

【人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA】
期間:2024年5月22日(水)~ 5月24日(金)
開催時間:22日(水)・23日(木) 10時〜18時/24日(金) 9時〜16時
会場:パシフィコ横浜 展示ホール・ノース
入場料:無料(事前来場登録制)
出展場所:ブースNo.290

【人とくるまのテクノロジー展 2024 ONLINE STAGE 1】
期間:2024年5月15日(水)10時〜6月5日(水)17時
料金:無料(参加登録制)

人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA

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