スズキ、クルマの初期品質調査で初の総合1位。軽自動車3部門も首位獲得
スズキは9月20日、J.D.パワージャパンの「2024年日本自動車初期品質調査(IQS)」において、初の総合1位を獲得したと発表した。
IQSは、CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関J.D. パワー ジャパンが年に1回実施している調査で、今年で14回目の実施となる。新車購入後2~13カ月経過したユーザーを対象に、所有する自動車の不具合経験を9カテゴリー225項目について聴取し、自動車の初期品質に関するユーザー評価を明らかにする。
カテゴリーは「外装」「走行性能」「装備品/コントロール/ディスプレイ(FCD)」「運転支援」「インフォテインメント」「シート」「空調」「内装」「パワートレイン」。全ての不具合項目を車100台当たりの不具合指摘数(PP100)として集計し、スコアが低いほど不具合指摘が少なく、品質が高いことを示す。
同社はランキング対象の14ブランド中、車両100台当たり132カ所の不具合指摘数(132PP100)で最も不具合指摘が少なく、初の総合1位となった。
セグメント別ランキングでは、軽セダンは「アルト」、軽ハイトワゴンは「ハスラー」、軽スーパーハイトワゴンは「スペーシア」が第1位を獲得し、軽自動車3部門中3部門に入賞した。
各部門のNo.1は以下の通り。
【ブランドアワード】
ブランド総合:スズキ
ラグジュアリーブランド:レクサス
【セグメントアワード】
軽セダン:スズキ アルト
軽ハイトワゴン:ダイハツ タフト、スズキ ハスラー(同点)
軽スーパーハイトワゴン:スズキ スペーシア
コンパクト:ホンダ フィット
コンパクトSUV:日産 キックス
ミッドサイズ:スバル インプレッサ
ミッドサイズSUV:ホンダ ヴェゼル、スバル クロストレック(同点)
コンパクトミニバン:ホンダ フリード
ミニバン:ホンダ ステップワゴン