ボルボ「EX30」878台をリコール…速度計や警告灯などが表示されないおそれ
ボルボ・カー・ジャパンは、EX30のセンターコンソールディスプレイ用制御コンピュータに不具合があり、ディスプレイ画面に後退時車両直後確認画像や速度計、警告灯などが表示されないおそれがあるとして、2024年5月21日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年10月13日~2024年3月11日に輸入された878台。
不具合の箇所は、センターコンソールディスプレイ用制御コンピュータ。DHU(ディスプレイヘッドユニット)の制御プログラムが不適切なため、EVシステム始動時にディスプレイ画面がテストパターンのカラーバーになり、後退時車両直後確認画像、速度計、警告灯などが表示されないおそれがある。
これまでに不具合が6件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のDHUのプログラムを対策プログラムに書き換える。
使用者にはダイレクトメールまたは電話等にて通知し、日整連の機関誌と自社ホームページにも掲載する。