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フォルクスワーゲン「ID.4」107台をリコール…乗員が負傷するおそれ

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フォルクスワーゲン「ID.4」107台をリコール…乗員が負傷するおそれ

フォルクスワーゲングループジャパンは、ID.4の運転席と助手席のシートフレームとバックレスト締結ボルトに不具合があり、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるとして、2024年5月30日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年6月15日~10月19日に輸入された107台。

不具合の箇所は、座席(シートフレームとバックレスト締結ボルト)。運転席と助手席のシートフレームとバックレストの締結ボルトの製造管理が不適切なため、正しいトルクで締め付けられていないものがある。衝突時にバックレストへ強い力がかかった場合、ボルトが破損してバックレストが正しい位置を保持できず、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の運転席と助手席のシートフレームとバックレストの締結ボルトを新品に交換し、適切なトルクで締め付ける。

使用者にはダイレクトメール、電話および電子メール等で通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール関連情報|フォルクスワーゲン

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