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ヒョンデ、整備専用車両「ヒョンデQちゃん2号機」を稼働開始。出張整備サービスを強化

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ヒョンデ、整備専用車両「ヒョンデQちゃん2号機」を稼働開始。出張整備サービスを強化

Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ)は5月30日、整備専用車両「モバイルサービスカー2号機(通称:ヒョンデQちゃん)」の稼働を開始した。

モバイルサービスカーは、ヒョンデの電気自動車(EV)「IONIQ 5(アイオニック5)」をアフターサービス用に改造した車両。事業拡大に伴う整備需要に対応するため、モバイルサービスカーを含めたモバイルサービスを強化する。

1号機は、アイオニック5の空間性と室内デザインを生かし、木材パネルなどを使用してカフェのようなインテリアを採用した。特殊工具を含む整備用具や事務手続き用のプリンター電源、修理中にユーザーへ提供するコーヒーに、同車のV2L(Vehicle to Load)機能を活用する。「ヒョンデならではの心地よいホスピタリティ」の体験や、工場へ入庫する手間など、ユーザーの負担を軽減するためのサービス品質を提供する。

2号機は、1号機の出張整備の実績をもとに、より現場に特化した実践的な工具を搭載したEV整備特化車両。ヒョンデのオーナーだけではなく、EVがさまざまな分野で活用できるよう対応を進めており、V2L機能を使用した非常時の電力配給など、災害現場や被災地での支援活動を計画している。1号機と同様に、専門メカニックが出張費無料でユーザーを訪問する「モバイルサービス」で、自動車整備にかかる時間の効率化と手続きの煩わしさを軽減し、自由で快適なカーライフの継続的支援を目指しサポートする。今後は、車両から車両への給電が可能なV2V(Vehicle to Vehicle)機能の実装を計画している。

同社は、CXC横浜を拠点に全国62カ所の協力整備工場と連携したアフターサービスを提供しており、2号機もCXC横浜を拠点とする。モバイルサービスおよびモバイルサービスカーは、対応エリアを全国へ順次拡大していく予定。

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