三菱自動車、軽商用車「ミニキャブ トラック」を一部改良。燃費向上や安全装備拡充

ミニキャブ トラックは、ベーシックグレード「M」、農業等に適した装備を与えたグレード「みのり」、最上位グレード「G」の3種類で展開する軽商用車。最小回転半径は3.6mで小回りが利き、ショートホイールベースによる悪路走破性や、積載時の重量バランスに優れている。

今回の改良では、各グレードの5M/T車（5速マニュアルトランスミッション車）にアイドリングストップ機能「オートストップ＆ゴー（AS＆G）」を追加し、WLTCモードで燃費を最大約3％向上した。

全グレードに「リヤパーキングセンサー」とメーター内の「リヤパーキングセンサー表示灯」を標準装備し、安全性を向上。Gグレードとみのりグレードは、標準装備の後方誤発進抑制機能にブレーキ機能を追加した。後方誤発進抑制機能作動中に障害物衝突のおそれをシステムが判断した場合ブレーキ制御が作動して、誤操作による衝突回避や衝突被害軽減に貢献する。

Gグレードに「LEDヘッドライト」と「電動格納式リモコンドアミラー」を採用するなど、利便性も向上。外装色には、「クールカーキパールメタリック」を追加した。Mグレードとみのりグレードには「キーレスエントリーシステム」や「パワードアロック」と「パワーウインドウ」を標準装備した。

価格は、Mグレードが110万3,300円～133万2,100円、みのりグレードが135万7,400円～143万4,400円、Gグレードが151万3,600円～159万600円。