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日産、三重県松阪市と連携協定。EVを活用し脱炭素化と強靭化実現を目指す

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日産、三重県松阪市と連携協定。EVを活用し脱炭素化と強靭化実現を目指す

日産自動車は5月28日、三重日産自動車と三重県松阪市の3者間で脱炭素化及び強靭化実現に向けて電気自動車(EV)を活用していく包括連携協定を締結した。

松阪市は、2023年2月に脱炭素社会の実現を目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、公共施設への太陽光発電や蓄電池の導入、EV充電器の設置など、地域の脱炭素化対策を積極的に推進している。SDGsの推進や持続可能で強靱なまちづくりに向けた防災・災害対策等にも積極的に取り組んでおり、2030年までに公用車100%EV化を目標に掲げ、今後もEVを公用車として積極的に導入していくとしている。

日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、エネルギーマネジメント、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズム、地域交通、次世代教育を通じ、脱炭素化と強靭化(災害対策)の実現により社会変革を促す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を国内の販売会社と推進している。EVの普及によるゼロ・エミッション社会構築を目指し、SDGsの達成や地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体や企業と連携している。

今回、脱炭素化や強靱化の実現を目指す松阪市が「ブルー・スイッチ」に賛同し、同協定を締結する運びとなった。

具体的な内容は、脱炭素社会実現に向けたEVの普及促進や積極的な活用、市民の環境意識向上のためのEV普及啓発イベントでの連携、「走る蓄電池」としてのEV活用など、EVの普及に関する事項。日産が行っている環境技術の体験教室「日産わくわくエコスクール」の同市での開催といった環境教育での協力・連携などのほか、災害時における非常用電源としてのEV活用を含む。

脱炭素化、強靱化イメージ図

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