日野自動車、大型トラック「日野プロフィア/プロフィア ハイブリッド」を一部改良。安全性能などを向上
日野自動車は6月6日、大型トラック「日野プロフィア」および「日野プロフィア ハイブリッド」を一部改良し、同日から販売を開始した。
今回の改良では、サイトアラウンドモニターシステム(SAMS)に、2019年からから標準装備している出会い頭警報(FCTA)に加え、左折時に左側方の移動物を検知する左折巻き込み警報(BSIS)および、車線変更時にミラーでは確認しにくい左右側方の移動物を検知する車線変更警報(BSD)を新規追加した。
法定3要素(時間・距離・速度)の記録に特化した小型かつシンプルなデジタルタコグラフや、法規対応としてバックカメラ・モニターを標準装備とした。Pro Shift 12搭載車は、従来モデルからさらに変速制御を最適化した。
サイトアラウンドモニターシステムの作動イメージ
サイトアラウンドモニターシステムは作動時にピラー部の表示灯が点灯する。
デジタルタコグラフ
SDカードに運行データを保存し電子化することで、法定業務の効率化に貢献する。
Pro Shift12搭載車(ハイブリッド車は除く)
Pro Shift 12は、発進および変速時のクラッチとトランスミッションの操作を電子制御化することでクラッチペダルを不要としたフルオートマチック・トランスミッション。
走行中はオートマチックトランスミッション同様にアクセル操作・ブレーキ操作だけで運転できる。任意選択できる走行モード(ECO、ノーマル、パワー)の変速制御を最適化し、低回転数でのシフトアップや運転フィーリング向上に寄与する。