東プレ「三菱 ふそうスーパーグレート」744台をリコール…走行中にエンジンが停止するおそれ
東プレは、三菱 ふそうスーパーグレートのサブフレーム固定用Uボルトに不具合があり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがあるとして、2024年6月12日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は2017年6月5日~2024年3月28日に製造された744台。
不具合の箇所は、サブフレーム固定用Uボルト。シャーシフレームとサブフレームを固定している左最前方Uボルトの作業指示が不適切なため、車両側の配線とUボルトの隙間が狭いものがある。そのままの状態で使用を続けると、走行時の振動等により車両側の配線が擦れて短絡し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
これまでに不具合が1件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の左前方Uボルトを点検し、Uボルトと車両側配線の隙間を確認する。配線に損傷がある場合は補修し、Uボルトを後方へ移設する。
使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知するとともに、自社ホームページにも掲載する。 自動車特定整備事業者は使用者を把握しているため、周知の措置は取らない。改善措置済みの車両には、荷箱の製造銘鈑ステッカーに黄色の識別シールを貼付する。