米新興EVフィスカーが破産法適用を申請。販売不振・交渉決裂で資金繰り悪化
米新興電気自動車(EV)メーカーのフィスカーは6月17日、米連邦破産法第11条の適用を申請した。
米連邦破産法第11条とはチャプターイレブン(チャプター11)ともいい、日本の民事再生法に相当する米国の再建型倒産法制。ロイターによると、米国と欧州で展開したスポーツユーティリティービークル(SUV)「オーシャン」などの販売不振で資金繰りが悪化。大手自動車メーカーとの提携交渉を進めてきたが、断念したとみられる。
資産総額は5億ドルから10億ドル、負債総額は1億ドルから5億ドル。同社は、資産売却や債務再編に取り組むとしている。