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ステランティスジャパン「クライスラー ジープ・ チェロキー」など2車種1,261台をリコール…車両火災に至るおそれ

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ステランティスジャパン「クライスラー ジープ・ チェロキー」など2車種1,261台をリコール…車両火災に至るおそれ

ステランティスジャパンは、クライスラー ジープ・ チェロキーなど2車種のバックドアのパワーリフトゲートコントロールモジュールに不具合があり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがあるとして、2024年6月21日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2014年4月4日~2015年5月7日に輸入された1,261台。

今回リコールの対象となるのは、2014年4月4日~2015年5月7日に輸入されたクライスラー ジープ・チェロキー、ジープ チェロキーの2車種1,261台。

不具合の箇所は、電気装置(パワーリフトゲートコントロールモジュール)。バックドアのパワーリフトゲートコントロールモジュールの防水設計が不適切なため、雨水等がリヤゲート開口部内を伝わり、モジュールの接続端子部に浸入することがある。結果、接続端子部が短絡し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のパワーリフトゲートコントロールモジュールを、バックドア開口部下部から左側上部に移設して防水シートを装着する。パワーリフトゲートコントロールモジュールのコネクターを点検し、錆がある場合には、パワーリフトゲートコントロールモジュールとコネクターを新品に交換する。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール関連情報|ステランティスジャパン

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