KINTO、クルマの機能をARで紹介する新サービス「これなにガイド」を開始
トヨタ自動車グループでクルマのサブスクサービスを手掛けるKINTOは6月26日、AR(拡張現実)を活用してクルマに搭載されている機能や使い方を案内する新サービス「これなにガイド」を開始すると発表した。
同サービスは、AR(拡張現実)を活用し、カーライフを始めて間もないユーザーが、クルマに搭載されている各種機能をスムーズに理解できることを目指したもの。
ユーザーは、KINTO Unlimitedアプリを通じて無料で利用可能。プリウスから提供を始め、今後、同じくKINTO Unlimitedの対象としているヤリスおよびヤリス クロスにも拡大させる。
専用アプリでカメラを起動させ、各種機能のスイッチにかざすと、当該機能の用途や使い方をテキスト・動画で確認できる。サービス対象車種は、プリウス Z・G・Uの各グレード。サブスクサービスだけでなく、車両の利用方法を問わず使用できる。
契約情報をもとにした一覧リストの提供も行う。メーカーオプションやKINTO Unlimitedを通じて事後的にアップグレードした機能など、契約情報をもとにユーザーに合わせた各種機能の搭載有無の一覧リストを提供。リストにより、当該機能の用途や使い方の検索やアップグレードアイテムの注文をスムーズに行える。サービス対象車種はサブスクサービス専用のUグレード。
新サービス開始に関連し、KINTO Unlimitedアプリで展開しているアップグレードおよびコネクティッドサービスも拡充。プリウス、ヤリス・ヤリス クロスのUグレードを対象に提供している「コネクティッドドライブトレーナー」にトレーニング機能を追加するほか、アップグレードアイテムとしてデジタルキーを導入する。
同社は今後、新サービスを通じて、ユーザーが自分自身で機能を理解する基盤を整えることで、販売店スタッフの接客業務の効率化を目指す。