メルセデス・ベンツ「C180 カブリオレ」など5車種2,869台をリコール…協定規則不適合
メルセデス・ベンツは、C180 カブリオレなど5車種の前席のシートベルトに不具合があり、スムーズに格納できないことがあり、協定規則第16条に適合しないとして、2024年6月27日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2016年3月22日～2020年9月2日に輸入された2,869台。
今回リコールの対象となるのは、2016年3月22日～2020年9月2日に輸入されたメルセデス・ベンツ C180 カブリオレ、C300 カブリオレ、メルセデスAMG C43 4MATIC カブリオレ、メルセデスAMG C63 カブリオレ、メルセデスAMG C63S カブリオレの5車種2,869台。
不具合の箇所は、前席のシートベルト。内装材の寸法公差が不適切なため、格納時にシートベルトが内装材と干渉してスムーズに格納できないことがあり、協定規則第16条に適合しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のシートベルトがスムーズに格納できるか点検し、格納できない場合は内装材を修正する。
使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。
