アウディ、東京・紀尾井町の急速充電ステーションの利用者が600人突破。新料金プラン開始

アウディ・チャージングハブ紀尾井町は、4月26日から運用を開始した、アウディ全体で7番目となるプレミアム急速充電ステーション。蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger（ハイパーチャージャー）」2基4口を備え、最大出力150kWでの充電ができる。

アウディ・フォルクスワーゲン・ポルシェブランドのBEVユーザー「プレミアム チャージング アライアンス（PCA）」会員だけでなく、全ての電気自動車（BEV）モデルユーザー（※）を対象に同サービスを提供する。

同施設の利用者の半数以上が運用開始から実施していた「急速充電30分無料体験キャンペーン」を利用。そのうち6割以上はPCA会員以外の一般ユーザーだったという。同キャンペーンを6月30日に終了し、7月1日から独自の料金プランでのサービス提供を開始した。

新料金プランでのサービスは、1回あたりの充電時間の上限は30分間。利用にはPower Xのアプリをダウンロードし、アウディ・チャージングハブの会員登録が必要となる。

料金プランは、実際の充電量に応じた従量課金制を導入。充電に利用する再生可能エネルギーの割合により「Premium（再生エネルギー100％）」（105円/kWh）、「Regular（再生エネルギー70％）」（95円/kWh）、「Economy（系統電力／従来の発電方法）」（85円/kWh）の3段階に分け、ユーザー自身でプランを選択することで、ユーザーがカーボンニュートラルに貢献できる仕組みとなっている。

同施設の利用実績等のデータは、同施設やPCAによる急速充電ネットワーク運営やアウディの電動化戦略に活用する。

※充電器は充電規格「CHAdeMO（チャデモ） 2.0.1」に対応しており、チャデモアダプターは利用できない。