アウディ、東京・紀尾井町に急速充電ステーション「アウディ・チャージングハブ」オープン
アウディ ジャパンは4月26日、EV急速充電施設「Audi charging hub(アウディ・チャージングハブ) 紀尾井町」を開設した。
アウディ全体で7番目となるプレミアム急速充電ステーションで、ヨーロッパ以外および国内での開設は初となる。
蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger(ハイパーチャージャー)」2基4口を備え、最大出力150kWで充電が可能。充電規格「CHAdeMO 2.0.1」に対応しており、全てのEVユーザーを対象にサービスを提供することで、「充電拠点不足」「自宅で充電できない」「充電にかかる時間が長い」といった、都市部におけるEVの課題解決に貢献する。うち1基2口をアウディ・フォルクスワーゲン・ポルシェブランドのBEVユーザー「プレミアム チャージング アライアンス(PCA)」会員専用基とし、優先的に利用できるようにする。
ハイパーチャージャーは、2023年1月20日より事業提携しているパワーエックスの製品。2つのポートを持ち、最大でEV2台の同時急速充電が可能。1台充電時の最大出力は150kW、2台同時充電の場合は1台あたり最大120kWで充電できる。現在までに日本全国の20店舗への設置が完了しており、2024年前半までに30基の設置を目指している。
オープンを記念して「急速充電30分無料体験キャンペーン」を実施。1ユーザーにつき期間中最大2回まで、急速充電を体験できる。6月30日まで。
同社は、紀尾井町に続き、東京・芝公園にも新たなアウディ・チャージングハブの開設を予定している。