日産、中国・清華大学と共同研究センター設立。EVメーカーの役割と社会的責任を研究

研究のテーマは、中国のZ世代（※1）に対する効果的なコミュニケーション方法と、充電インフラの整備やバッテリーの回収・再利用、エネルギー管理を含むEVエコシステムにおける自動車メーカーの役割と社会的責任について。

日産と清華大学はこれまでの協力関係をさらに強化し、今回の共同研究に2016年から継続している共同研究（※2）や人材の育成、交流なども含めた包括的な覚書を締結した。

日産はよりクリーンで安全、インクルーシブな誰もが共生できる社会の実現を目指し、中国においては「中国で、中国と世界のために」をスローガンに真に持続可能な企業となることを目指している。清華大学との提携は、日産の中国における電動化やスマートモビリティーの取り組みや、持続可能な成長に貢献するものと考えているという。

※1：1995年から2009年の間に生まれ、中国の急速な技術革新や経済成長の時期に育った世代

※2：2016年にインテリジェントモビリティ共同研究センターを設立し、中国市場における電気自動車や自動運転技術領域で共同研究を実施