サンコール、愛知県にEV用部品「バスバー」の新工場設立。年内稼働を目指す
サンコールは7月4日、電気自動車(EV)用部品「バスバー」事業拡大のため、6月に愛知県豊田市にある広瀬工場の敷地内に新工場を設立したと発表した。
バスバーは、EVのバッテリーから流れ出る大電流を伝達する配電部品。需要の高まりにより、生産能力を増強するため、新工場を設立した。稼働は年内を見込んでおり、7月から生産ラインを整備する予定。
同社は、2023年度に生産拡大した熊本県の子会社・サンコール菊池での再増設や、北米インディアナの子会社・SAI(Suncall America)で新ラインの立ち上げを計画しており、2025年度にかけて17億円の投資を予定している。
2026年度に約60億円規模の売上を目指し、グローバルでの供給体制構築に取り組んでいく。