newmo、大阪のタクシー会社を買収。ライドシェア事業展開を目指す
newmo(ニューモ)は7月4日、大阪のタクシー会社「未来都」の全発行済株式を買収し、経営権を取得したと発表した。
newmoは、「利用者視点に立ったサステナブルな地域交通」の実現を目指し、1月に設立したタクシー・ライドシェア事業のスタートアップ。3月には岸交に資本参加しており、今回の買収で646台(内訳:岸交 40台、未来都 606台)のタクシー車両を保有することになる。
今回の株式取得は、働き手不足や移動難民の課題が深刻化する未来を見据え、タクシー事業のDX推進、経営基盤の強化、日本版ライドシェアへの参入等の想いが一致したことから、newmoグループが未来都の経営権を取得することとなった。取得価額は非開示。
同社は今後も事業拡大を進め、大阪エリアだけでなく全国でタクシー事業者との資本提携およびIT技術を活用したタクシー会社の経営効率化、人材採用などの投資を進める。