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ソーシン、ロックガードを自主改善…走行中にトラクタとトレーラが分離するおそれ

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ソーシン、ロックガードを自主改善…走行中にトラクタとトレーラが分離するおそれ

ソーシンは、大型トラクタ用連結装置の2軸式カプラのロックガードの形状が不適切なため、誤連結状態となり、走行中にトラクタとトレーラが分離するおそれがあるとして、2024年7月10日、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。対象数は、2023年8月21日~2024年4月12日に製造された7個。

自主改善の対象となるのは、2023年8月21日~2024年4月12日に製造された2軸式カプラU-20-A、U-20-B、U-16-Aの3製品7個。

誤連結を防止するロックガードの形状が不適切なため、トラクタとトレーラの高さが合っていない状態で連結操作を行うと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態になるとともに、車両のメーター内に連結完了を示すカプラロックのランプが点灯することがあり、走行中にトラクタとトレーラが分離するおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。改善対策として、全車両のロックガードを対策品に交換する。対策品に交換するまでの間、使用者には連結操作時にトラクタとトレーラの高さを合わせることと、完了後に連結状態を目視確認することを周知する。

使用者が特定できたものは、ダイレクトメールまたは直接訪問で通知し、自社のホームページにも掲載する。

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