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今日も明日もあさっても横置FFのEVだけは買ってはいけない:メルセデスEQ・EQA/EQB

『福野礼一郎のクルマ論評8』シナジーコンテンツ(11-05)

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今日も明日もあさっても横置FFのEVだけは買ってはいけない:メルセデスEQ・EQA/EQB

福野礼一郎さんの単行本『クルマ論評8』をよりお楽しみいただくために、試乗当日の写真を掲載しました。誌面で綴られている雰囲気が伝わりやすくなるでしょうか。単行本をお求めの方にもリンクを用意しておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。

メルセデスEQ・EQA/EQB[Mercedes-EQ EQA / EQB]
試乗日:2022年12月23日

[EQA 250]
個体VIN:W1N2437012J033174
車検証記載車重:2030kg(前軸1080kg/後軸950kg)
試乗車装着タイヤ:コンチネンタル EcoContact 6 235/45-20

[EQB 350]
個体VIN:W1N2436122N011274
車検証記載車重:2160kg(前軸1060kg/後軸1100kg)
試乗車装着タイヤ:ブリヂストン TURANZA T005 235/55-18

(単行本冒頭より)
 2021年に登場したEV専用プラットフォーム(EVAプラットフォーム)も、EQEとEQSのセダンをドイツ国内の2工場でそれぞれ生産する一方、両車SUV版はアメリカで作る計画。MBUSIではアラバマ州ビブ郡に新しい電池工場を建設、すでに稼働中だ。
 それ以外のモデルについては既存モデルをEV化する。
 もちろんICE積み替えEVであっても縦置きFR車やRR車のような後輪駆動車、あるいは横置FFでもリヤにもモーターを積んだ4WD仕様ならばそれで別に問題ない。
 どうにもヤバそうなのは横置きFF=2WD車のEV化である——

福野礼一郎のクルマ論評8

巻数としては8ですが、判型を変えた単行本を含めるとシリーズとしては10冊目。
その間、いろいろな国のさまざまなブランドのたくさんのクルマに乗ってきました。
近年は電動化まっしぐら、モーター駆動にすべて置き換わるのか、純エンジン車は消滅するのか。
各種メディアが悲観的楽観的に取り上げていますが、クルマ論評/二番搾りの理想はまったく変わらず。
一貫した評価軸で今日も明日も新型車に乗り続けています。
今回の『クルマ論評8』では、以下の11台がテーマ車として取り上げられました。
果たしてこれらのクルマはどのような印象だったのか。ぜひお手に取ってご覧ください。

著者
福野礼一郎
自動車評論家

東京都生まれ。自動車評論家。自動車の特質を慣例や風評に頼らず、材質や構造から冷静に分析し論評。自動車に限らない機械に対する旺盛な知識欲が緻密な取材を呼び、積み重ねてきた経験と相乗し、独自の世界を築くに至っている。著書は『クルマはかくして作られる』シリーズ(二玄社、カーグラフィック)、『スポーツカー論』『人とものの讃歌』(三栄)など多数。

『福野礼一郎のクルマ論評8』

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