三菱ロジスネクスト「ユニキャリア FD80-4」など5車種17台をリコール…保安基準抵触のおそれ
三菱ロジスネクストは、ユニキャリア FD80-4など5車種のステアリングアスクルに不具合があり、保安基準第11条に抵触するとして、2024年6月6日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年7月2日~2022年3月23日に製造された17台。
今回リコールの対象となるのは、2021年7月2日~2022年3月23日に製造されたユニキャリア FD70-4、FD80-4、FD100-4、FD60-4L、FD70-4Lの5車種17台。
不具合の箇所は、かじ取装置(ステアリングアクスル)。フォークリフトのステアリングアクスル製造時の加工が不適切なため、正規寸法でないものがある。最大舵角までハンドルを左方向に操作した場合、左後輪がステアリングアクスルに干渉するおそれがあり、保安基準第11条に抵触する。
改善措置として、全車両の最大舵角時のステアリングアクスルと後輪の隙間を点検し、干渉している場合はステアリングアクスルを良品に交換する。
使用者には、直接訪問または電話等で通知する。