トヨタ、「GR86」の一部改良モデルを発表。限定200台の特別仕様車も設定
トヨタ自動車のモータースポーツ部門TOYOTA GAZOO Racing（TGR）は7月12日、スポーツカーモデルの「GR86」一部改良モデルと特別仕様車を発表した。同日から全国のトヨタ車両販売店で注文を受け付け、8月1日から発売する。
GR86は、SUBARU（スバル）との共同開発により2021年に発売したスポーツカーモデル。「SUBARU BRZ」をベースとする。
今回の一部改良では、GR86を用いて参戦を継続しているモータースポーツから得た知見を反映。プロドライバーからのフィードバックを生かした。
アブソーバー減衰特性を改良し、ダイレクトなハンドリングレスポンスはそのままに接地感を向上させ、Electric Power Steering（EPS）制御を改良して、限界域におけるステアリングフィールを向上。スロットル特性の変更（MT）、ダウンシフト操作時における許容領域の拡大（AT）などにより、接地感や操舵レスポンス、リニア感を向上させた。
RZグレード、SZグレードにタイヤ空気圧警報システムを標準装備し、RZグレードにはデイタイムランニングライトも標準装備した。
今回、新たにカラーバリエーションへ加えたリッジグリーンを外板色とし、専用ブロンズホイールやインテリアに専用刺繍をあしらった特別仕様車「RZ“Ridge Green Limited（リッジグリーンリミテッド）”」を台数限定で設定。同日から7月28日までの期間で抽選受付を行い、10月頃から200台限定で販売する。
価格は、RZグレードは351万8,000円〜、SZグレードは319万5,000円〜、RCグレードは293万6,000円、特別仕様車RZ リッジグリーンリミテッドは389万7,000円〜。
