開く
NEWS

沖縄県石垣市、NTT西日本らと自動運転に関する包括連携協定を締結。2024年度中の国交省事業申請を予定

公開日:
更新日:
沖縄県石垣市、NTT西日本らと自動運転に関する包括連携協定を締結。2024年度中の国交省事業申請を予定

沖縄県石垣市、西日本電信電話(NTT西日本)、マクニカ、東運輸の4者は3月13日、石垣市における自動運転による地域活性化に関する包括連携協定を締結した。

昨今、少子高齢化による労働力不足や2024年問題などにより、地域交通の維持や交通機関のドライバー不足に関する社会課題が深刻化している。解決策として、自動運転等のモビリティ技術を活用した持続可能な公共交通・物流の実現が急務となっている。

同市は、将来的な人口減少や少子高齢化、「南ぬ浜」へ寄港するクルーズ船増便による観光客数の増加などで社会情勢が変化しており、地域社会の活性化に向けた「地域住民向けの持続的な地域交通手段の維持」と「観光客向けの二次交通手段の拡充」が地域課題となっている。

課題に対し、自動運転サービスの社会実装に向けて協定を結び、地域社会の形成・発展および市民サービスの向上を目指す。2024年度内に国土交通省の「地域交通確保維持改善事業」への申請を予定しており、中長期的な自動運転事業の企画・運営を検討していく。

PICK UP