スズキ、インドで5つ目のバイオガス生産プラント設置へ
スズキは7月26日、インドで5つ目となるバイオガス生産プラント設置と、バイオガスを使用した農村向けモビリティサービスの実証について、同社が100%出資するSuzuki R&D Center India、National Dairy Development Board、Banas Dairyの3者間で覚書を締結したと発表した。
3者は、インド・グジャラート州バナスカンタ地域に2025年より順次4つのバイオガス生産プラントを設置する予定で、現在取り組みを進めている。今回、新たに5つ目のバイオガス生産プラントを設置することで基本合意した。
バイオガス生産プラント設置のほか、マルチ・スズキのCNG車にバイオガス燃料を活用する農村向けモビリティサービスを、バナスカンタ地域内から開始する。農村地域に住むユーザーへのクリーンな移動機会の提供を目指す。
3者は今後も、インドのカーボンニュートラル実現と、農村部の移動を支える取り組みを推進していく。