フォルクスワーゲン、新型「Tクロス」の予約受注スタート。新色追加し全8カラー展開
フォルクスワーゲングループジャパンは7月6日、マイナーチェンジした新型「T-Cross(Tクロス)」の予約受注を開始した。
Tクロスは、2019年に欧州デビューしたコンパクトSUV。コンパクトなボディサイズやカラフルなエクステリアの採用、安全装備の充実が若年層や女性客を中心とした新規顧客の獲得に繋がり、全世界累計販売台数は120万台を超える。
新型Tクロスは、ボディサイズや取り回しの良さはそのままに、灯火類やバンパーを中心に、エクステリアデザインを刷新。ボディカラーは、新色のグレープイエロー、クリアブルーメタリック、キングズレッドメタリックを含めた8色をラインアップする。ミドルグレードの「TSI Style(TSIスタイル)」には、オプションで落ち着いたグレー基調のパッケージ「ミストラル」を設定することで、ポップなイメージのTクロスに、シックなイメージを付加した。
インテリアは、ダッシュパッドにソフト素材を採用して質感を向上させ、プレミアムサウンドシステム「beats サウンドシステム(ビーツサウンドシステム)」の搭載やフロントシートヒーターの採用により、快適な室内空間を目指した。
先進装備として、Tクロス初のLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT(アイキューライト)」を搭載。ライトの照射範囲を制御し、夜間の安全な走行をサポートする。標準装備として、全グレードに同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist(トラベルアシスト)」を装備した。
グレードは、「トラベルアシスト」やレーンキープアシストシステム「Lane Assist(レーンアシスト)」などの運転支援システムを標準装備した「TSI Active(TSIアクティブ)」をエントリーグレードに設定。「アイキューライト」や、運転席・助手席にシートヒーターを標準装備した「TSI Style(TSIスタイル)」、専用のエクステリアやシート、18インチアルミホイールを装着した「TSI R-Line(TSI Rライン)」の3グレードを展開する。
価格は、TSI Activeが329万9,000円、TSI Styleが359万9,000円、TSI R-Lineが389万5,000円。出荷開始は、9月下旬以降を予定している。