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フォルクスワーゲン、改良新型「ゴルフ/ゴルフ ヴァリアント」を9月から予約受付開始。3年ぶりの刷新

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フォルクスワーゲン、改良新型「ゴルフ/ゴルフ ヴァリアント」を9月から予約受付開始。3年ぶりの刷新

フォルクスワーゲングループジャパンは7月3日、マイナーチェンジした新型「Golf(ゴルフ)」と、新型「Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)」を発表した。9月に全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで予約受付を開始する。

ゴルフは、1974年のデビュー以来、進化を続けてきたフォルクスワーゲンのベストセラーモデル。2021年に日本に導入した8世代目のゴルフは、「電動化」「運転支援機能の強化」「デジタル化」の領域において飛躍的に進化した。

3年ぶりの刷新となる今回は、インフォテイメントシステムを刷新するとともに、内外装をブラッシュアップ。特に日本初採用となるイルミネーション付きエンブレムが精悍なフロントデザインをよりいっそう際立たせている。

搭載する最新のインフォテイメントシステム「MIB4」は運転席のセンタークラスターに設置した12.9インチ大型タッチディスプレイが前方視界を遮らない位置に固定され、ドライバーに向けて角度を付けることで、視認性を向上させた。

頻繁に操作するエアコン温度設定や音量設定については、ディスプレイ下部に配されたバックライト付きタッチスライダーバーで操作性を向上。メニュー構造も大型画面を生かすように改良されており、画面の上下の帯には使用頻度の高い機能へのショートカットやエアコンの設定状況が常時表示されるなど、ホーム画面での情報の一覧性が向上している。演算処理も向上させ、地図スクロールなどのレスポンスも改善した。

同システムでは、「IDA(アイダ)ボイスアシスタント」と呼ばれる音声による機能操作を搭載。インフォテイメントやエアコンなど多くの車両機能を音声でコントロールできる。デフォルトでは「Hello, IDA(ハロー・アイダ)」もしくは「Hello, Volkswagen(ハロー・フォルクスワーゲン)」で起動するが、起動コマンドは任意の言葉に変更できる。

パワートレインは2種類の出力を持つ1.5L eTSI 48V マイルドハイブリッドシステム(85kW/116PSまたは110kW/150PS)、先代に引き続き設定されるデュアルAdBlue噴射機構、ツインドージングシステムを備えた2.0L TDIクリーンディーゼルエンジンに加え、ハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には2.0L TSI 195kW/265PSエンジンがラインアップされる。

グレード展開は、ゴルフは9グレード、ヴァリアントは8グレードを用意。「Travel Assist」やレーンキープアシストシステム「Lane Assist」、レーンチェンジアシストシステム「Side Assist Plus」などの最新の運転支援システムを標準装備としたエントリーグレード「Active Basic」から、18インチアルミホイールを装着した「R-Line」まで、それぞれ8グレードを設定し、ゴルフにはスポーツグレード「GTI」を設定する。

出荷開始は2025年1月を予定している。

新型「Golf」諸元表

新型「Golf Variant」 諸元表

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