アイシン、BMWのEVに搭載する電動駆動装置「e-axle」を受託生産へ
アイシンは8月1日、BMWが設計する「e-axle」の生産を受託し、両社は協業すると発表した。
同社はこれまでにも、オートマチックトランスミッションや可変バルブタイミングなどをBMWの車両へ提供しており、長年培ってきた関係性のもと、今回のパートナーシップ合意に至った。
対象製品は、2020年代後半のBMWの車両に搭載される計画で、同社の中国、欧州拠点で生産を行う予定。同社は今後、e-axleの生産開始に向け、アイシン・ヨーロッパ・マニュファクチャリング・チェコ(チェコ共和国)の建屋を拡張。電動化をはじめとする製品供給体制の拡充を目指す。