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メルセデス・ベンツ「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」など7車種6,702台をリコール…火災に至るおそれ

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メルセデス・ベンツ「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」など7車種6,702台をリコール…火災に至るおそれ

メルセデス・ベンツは、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+など7車種のコネクタ配線に不具合があり、雨水等の侵入により短絡し、駐車中にバッテリーが上がる可能性や、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2024年8月22日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年7月24日~2023年6月5日に輸入された6,702台。

今回リコールの対象となるのは、2018年7月24日~2023年6月5日に輸入されたメルセデス・ベンツ メルセデスAMG E53 4MATIC+、メルセデスAMG E53 4MATIC+ SW、メルセデスAMG E53 4MATIC+ クーペ、メルセデスAMG E53 4MATIC+ カブリオレ、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+、メルセデスAMG GT43 4MATIC+、メルセデスAMG GT53 4MATIC+の7車種6,702台。

不具合の箇所は、電気装置(コネクタ配線)。トランスミッションの電気配線の配索設計が不適切なため、コネクタ配線のシール部に強い力がかかり、シール部を変形させているものがある。シール性能が保てずコネクタに雨水等が浸入することで短絡が発生し、駐車中にバッテリー上がりが発生することがあるほか、最悪の場合、短絡により発熱することで周囲の部品が溶損し、火災に至るおそれがある。

これまでに不具合が6件発生しているが、事故は起きていない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のコネクタ配線を、中央部のコネクタを廃⽌した長い配線へ交換し、配索し直す。

使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール等の情報一覧|メルセデス・ベンツ

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