日野自動車「日野プロフィア」20台をリコール…走行中にトレーラが分離するおそれ
日野自は、日野プロフィアのロックガードに不具合があり、正しく作動せず誤連結状態となり、走行中にトレーラが分離するおそれがあるとして、2024年7月10日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2013年7月25日~2021年11月25日に製造され、交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できた20台。
不具合の箇所は、連結装置。誤連結を防止するロックガードの形状が不適切なため、トラクタとトレーラの高さが合っていない状態で連結操作を行うと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態となるとともに、メータ内に連結完了を示すカプラロックのランプが点灯する場合があり、走行中にトレーラが分離するおそれがある。
改善措置として、全車両のロックガードを対策品に交換する。対策品に交換するまでの間、使用者には連結操作時にトラクタとトレーラの高さを合わせること、および完了後に連結状態を目視確認することを周知する。改善実施済車には、運転席側ドア開口部にあるシリアルナンバープレートの右中央に白色ペイントを塗布する。