開く
NEWS

三菱「トライトン」2,397台をリコール…カーナビにカメラ映像が表示されないおそれ

公開日:
更新日:
三菱「トライトン」2,397台をリコール…カーナビにカメラ映像が表示されないおそれ

三菱自動車工業は、トライトンのナビゲーションシステムの制御プログラムが不適切なため、特定の操作をした場合、液晶画面にカメラ映像が表示されず、保安基準に適合しないおそれがあるとして、2024年9月12日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2024年1月22日~8月6日に製造された2,397台。

不具合の箇所は、後写鏡等(直前直左確認鏡)。ナビゲーションシステムの制御プログラムが不適切なため、特定の操作をした場合、液晶画面が黒くなったりフリーズしたりすることがある。液晶画面に直前直左確認用のカメラ映像が表示されず、保安基準第44条に定める後写鏡等の基準に適合しなくなるほか、後退時にリヤカメラ映像が表示されず、第44条の2に定める後退時車両直後確認装置に適合しないおそれがある。

これまでに不具合が22件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き換え、後席左側ドアのドアチェッカーの取り付けボルト頭部に、白または黄色のペイントを塗布する。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール情報|三菱自動車

PICK UP