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TCL、自動車ディーラーや整備工場内の事故を防止する安全装置「セーフティマット」発売。音声や光で注意喚起

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TCL、自動車ディーラーや整備工場内の事故を防止する安全装置「セーフティマット」発売。音声や光で注意喚起

輸入車・自動車関連用品販売を行うホワイトハウスグループのTCLは9月12日、自動車ディーラーや整備工場等を対象とした車両運転中の構内事故を防止する安全装置「セーフティマット」を発売した。

自動車ディーラーや整備工場では、多種多様な車を頻繁に運転する。メーカーや車種などにより異なる操作方法や車両特性、電気自動車(EV)の増加など、戸惑うことが多いという。時間に追われながらの店舗内外への車両移動や、サービス工場内で運転することは、通常の運転とは違った難しさがあるほか、事故が発生した場合、車両や店舗、設備に損害を与えるだけでなく、最悪の場合、人命を落とす事態も想定される。

全国の検査場では、昨年度(2023年4月~2024年3月)に49件の物損事故が発生しており、原因はシフト操作ミスが19件、テスター進入位置ずれが12件、クレーンアーム格納忘れが4件、アクセル・ブレーキ踏み間違いが3件、その他が11件となる(※)。

新製品のセーフティマットは、構内事故防止に特化した特許取得済みの安全装置で、運転者が乗り込むと同時に光と音声で注意喚起を促し、事故を防止する。車のシートに敷くだけで使用でき、運転中は連続して20種類の音声案内が鳴り、LEDフラッシュライトで注意喚起する。使用後はマットから離れると自動的に電源がオフになる。

「セーフティマット」構成

導入により、車両事故や人身事故などの災害防止、構内事故や設備損傷の低減、修理費用や保険料、コンサルタント料の削減などのメリットが期待できるという。

価格は3万5,200円。充電用のUSB電源、USB-Cケーブルの別途購入が必要。

今後は、特許取得済のセーフティマットの構造を利用した製品を自動車分野以外でも展開予定で、高齢者の安全運転を促す製品「セーフティマット Familymodes」を開発中。

※参考:自動車技術総合機構

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