ステランティスジャパン「ジープ コンパス」6,293台をリコール…速度計等を明瞭に判読できないおそれ
ステランティスジャパンは、ジープ コンパスの車両制御モジュールに不具合があり、メータークラスターの照明が夜間モードに固定されると、昼間走行時の照度が不足し、速度計等を明瞭に判読できないとして、2024年9月25日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年5月31日~2024年4月9日に輸入された6,293台。
不具合の箇所は、車両制御モジュール。
車両制御モジュールのプログラムが不適切なため、メータークラスターの照明が昼間モードまたは夜間モードで固定されることがある。夜間モードに固定されると、昼間走行時にメータークラスターの照度が不足し、速度計等を明瞭に判読できない。
これまでに不具合が1件発生しているが、事故は起きていない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の車両制御モジュールのプログラムを対策仕様に更新し、運転者席側のドアロック・ストライカー付近にリコールの識別ステッカーを貼付する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。