メディア対抗ロードスター4時間耐久レース、35年の歴史でギネス世界記録達成
マツダは9月24日、同社が特別協賛している「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(メディア4耐)」が21日に筑波サーキットで開催され、「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ」として、ギネス世界記録に正式に認定されたと発表した。
同レースは、普段は取材する立場のメディア側の企業と団体がレースに参加するワンメイクレース。その魅力や楽しさを体感し発信することにより日本の自動車文化の成熟へ寄与することを目的に、「初代 ロードスター」が登場した1989年に始まり、今回で35回目を迎えた。同社は、第1回大会から特別協賛している。
レース終了後、同記録の認定式が実施され、ギネス世界記録公式認定員の藤渕文香氏から大会実行委員長の鈴木俊治氏に認定証が贈呈された。
認定式で鈴木氏は「1989年に生まれたロードスターは、ライトウェイトスポーツカーというジャンルを復活させ、絶やすことなく35年間歴史を刻み、確固たる地位を築いた。メディア4耐もその歴史と並走する形で、のべ820台のロードスターが熱いバトルを繰り広げた。この世界に誇るレースがギネス世界記録に認定されたことは大変喜ばしい」と語った。
同大会にドライバーとして参戦した同社の代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏は大会終了後にレース関係者とファンへの感謝を述べると共に、「これからもマツダは『クルマは楽しいものだ』と感じられる体験を創造し、仲間と共有できる幸せを届けたい」と述べた。