メルセデス・ベンツ「S580 4MATIC」など12車種3,813台をリコール…燃料漏れが発生するおそれ
メルセデス・ベンツは、S580 4MATICなど12車種の燃料ホースの材質選定が不適切なため、燃料漏れが発生するおそれがあるとして、2024年9月26日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2017年3月2日~2023年8月23日に輸入された3,813台。
今回リコールの対象となるのは、2017年3月2日~2023年8月23日に輸入された、以下の12車種3,813台。
メルセデス・ベンツ S580 4MATIC / メルセデスAMG E63 4MATIC+ / メルセデスAMG E63S 4MATIC+ / メルセデスAMG E63 4MATIC+ SW / メルセデスAMG E63S 4MATIC+ SW / メルセデスAMG GT63S 4MATIC+ / メルセデスAMG GT63S E パフォーマンス / メルセデスAMG S63 / メルセデスAMG S63 4MATIC+ / メルセデスAMG S63 4MATIC+ クーペ / メルセデスAMG S63 4MATIC+ カブリオレ / メルセデス・マイバッハ S580 4MATIC
不具合の箇所は、燃料ホース。材質選定が不適切なため、熱による劣化が進むことがあり、接続部の気密性が低下すると燃料漏れが発生するおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに起きていない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の燃料ホースを新品に交換し、対策したクリップで固定した後、遮熱カバーを装着する。改善対策済車には、車台番号の付近に黄色の識別ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。