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ポルシェ「911 Dakar」41台をリコール…前面ガラスが外れ、エアバッグによる乗員保護性能を担保できないおそれ
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ポルシェジャパンは、911 Dakarの前面・後面ガラスの接着が不十分なものがあり、最悪の場合、車両衝突時にエアバッグの衝撃で前面ガラスが外れ、エアバッグによる乗員保護性能を担保できないとして、2024年10月3日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年5月25日～10月31日に輸入された41台。
不具合の箇所は、前面・後面ガラス。製造時の洗浄工程が不適切なため、ガラスの接着が不十分なものがあり、ガラス接着面からの浸水や走行中の風切り音が発生する。最悪の場合、車両衝突時にエアバッグの衝撃で前面ガラスが外れ、エアバッグによる乗員保護性能を担保できない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の前面・後面ガラスを点検し、異常がある場合は該当するガラスを良品と交換する。改善対策済車には、車台番号打刻の7桁目の下に黄色ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール等にて通知し、自社ホームページにも掲載する。
