フォルクスワーゲン「ベントレー ベンテイガ V8」241台をリコール…エミッションコントロールシステム警告灯が点灯しないおそれ
フォルクスワーゲングループジャパンは、ベントレー ベンテイガ V8のエンジンコントロールユニットに不具合があり、エミッションコントロールシステム警告灯が点灯しないおそれがあるとして、2024年10月10日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年3月28日~2019年11月2日に輸入された241台。
不具合の箇所は、エンジンコントロールユニット。
エンジンコントロールユニットの故障診断プログラムが不適切なため、エンジン冷間時で回転数2,500rpm以上となる場合に正しくクランク角度を検出できず、失火検知診断が制限されて失火を検知できないことがあり、エミッションコントロールシステム警告灯(MIL)が点灯しないおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のエンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換え、OBDポートに銀色のペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール、電話、または訪問等により通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。