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トヨタ「ハイエース」688台をリコール…衝突時に乗員を保護できないおそれ
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トヨタ自動車は、ハイエースの後席シート脚部に不具合があり、使用過程で溶接がはがれ、最悪の場合、衝突時に乗員を保護できないおそれがあるとして、2024年10月23日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年9月27日～10月4日に製造された688台。
不具合の箇所は、後席シート脚部。溶接設備の管理が不十分なため、取付ブラケットの溶接強度が不足しているものがある。使用過程で溶接がはがれてガタが生じ、最悪の場合、衝突時に乗員を保護できないおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の後席シート脚部を良品に交換し、改善対策済車には車台番号打刻の2桁目上部に黄色ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。
