メルセデス・ベンツ Cクラスの運転支援システムがユーロNCAPの最高評価を獲得。衝突回避に関するユーロNCAPの評価基準に運転支援システムが適応
メルセデス・ベンツ Cクラスが、ユーロNCAPの運転支援システム評価において、最高評価の「very good(非常に良い)」を獲得した。テスト対象となったモデルは、評価で合計182ポイントを獲得し、EQE、EQE SUV、Eクラスで過去数年間に同様の高い評価を獲得したのに続き、今回も最高評価となった。Cクラス・セダンは、運転支援能力の分野で85%、安全バックアップの分野で97%を獲得した。
メルセデス・ベンツのモデルは、アクティブ・エマージェンシー・ストップ・アシスト機能により特に優れた性能を発揮し、高評価に繋がった。この機能により、車両が車線変更し、例えば医療上の緊急事態が発生した場合など、運転者が運転操作をできなくなった場合、車両は制御された状態で停止する。
この非常に優れた結果により、Cクラスは、ユーロNCAPの運転支援システム特別評価において、EQEセダン(2022年)、EQE SUV(2023年)、Eクラス(2023年)の優れたパフォーマンスがさらに強化された。運転支援能力で85%、安全バックアップで100%を記録したEQEセダンは、過去最高の評価を得ている。
40以上の運転支援システムを搭載したメルセデス・ベンツのモデルは、すべての道路利用者の安全性向上に貢献する。オプションの「ドライビング・アシスタンス・パッケージ・プラス」を搭載したCクラスには、アクティブ速度制限アシスト、アクティブ車線変更アシストなどをはじめ、40以上のアシスタンスシステムが搭載されている。
2020年以降、ユーロNCAPは、よく知られた安全評価とは別に、運転支援機能の評価を行ういわゆる運転支援評価(AD評価)を実施している。利用可能な最大の運転支援装備、例えばCクラスの「運転支援パッケージ・プラス」がテストされる。評価は運転支援能力と安全バックアップの2つのカテゴリーで行われる。