日産「e-POWER」のグローバル累計生産台数が150万台を突破。世界68ヶ国で販売され2026年度には北米市場にも投入開始予定
日産自動車は、日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」のグローバル累計生産台数が、2024年10月末で150万台に到達したことを発表した。日本では、2016年11月に「ノート」へ初めて搭載されて以降、多くの車種に搭載され、23年度の国内販売における「e-POWER」比率は42.6%となった。
「e-POWER」は、高効率ガソリンエンジンで発電した電気を使い、モーター駆動のみで走行する。そして、電気自動車と同様に、モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速とともに、高い静粛性を実現する。
現在、「e-POWER」は68の国や地域で販売し、ドライバーから高い評価を得ている。日本では、2016年11月に「ノート」へ初めて搭載されて以降、ミニバン「セレナ」やSUVの「キックス」や「エクストレイル」に搭載が拡大され、23年度の国内販売に占める「e-POWER」比率は42.6%となった。
中国では2021年9月に「シルフィ」に初めて搭載され、現在は「エクストレイル」にも採用が拡大されている。
欧州では2022年9月に「エクストレイル」、「キャシュカイ」より採用が開始され、2024年1月に「e-POWER」搭載車の販売台数が10万台を突破した。
2026年度には北米市場にも投入が予定されている。
■地域別e-POWER累計生産台数実績
日本 :約117万台
欧州 :約14万台
中国 :約6万台
その他:約15万台
合計 :約152万台
※2024年10月末時点