新型MINIクーパー・コンバーチブルが英国オックスフォード工場からロールオフ。全く新しい内外装デザインと最先端のデジタル体験を搭載。
MINIオックスフォード工場では、先代モデルがロールオフされた2015年以来となる、新型MINIクーパー・コンバーチブルの生産開始を発表した。MINIクーパー3ドアおよびMINIクーパー5ドアに加わり、MINIオックスフォード工場がMINIクーパー・ファミリーの拠点として本格化した。先月発表された4代目となるMINIクーパー・コンバーチブルは、全く新しい内外装デザインと最先端のデジタル体験を特徴としている。
新型MINIクーパー・コンバーチブルの製造には、英国のBMWグループの3つの製造拠点が関わっている。BMWグループ・スウィンドン工場ではボディのプレス加工とサブアセンブリが行われ、ウォリックシャー州北部にあるBMWグループ・ハムズホール工場では最新の4気筒ガソリンエンジンが製造されている。そして、MINIオックスフォード工場でこれらの部品が組み立てられ、ボディシェルの製造、塗装、最終組み立てが行われる。
2004年から2008年にかけてオックスフォード工場で16万台が生産された初代MINIコンバーチブルは、レトロなスタイルとリアシート後部の象徴的なクロームメッキのロールオーバーアーチで知られていた。2009年に発表された2代目は、象徴的なロールオーバーアーチはそのままに、2015年までにMINIオックスフォード工場で16万5000台が生産された。
このモデルの生産は、MINIオックスフォード工場でMINIクラブマンを生産するために一時的にVDLネッドカーに移管され、3代目となった。ネッドカーで2023年に生産が終了するまで、15万台以上のコンバーチブルモデルが生産された後、生産がMINIオックスフォード工場に戻された。